両親を亡くした主人公、葛城勤(かつらぎつとむ)は唯一の身寄りである兄夫婦の下で一緒に暮らしている。面倒見の良い兄嫁の葛城舞(かつらぎまい)に無理やり経営する花屋の仕事を手伝わされる平凡な毎日であった。そんなある日、日々出張で忙しい兄を思い、一人さびしく慰めている舞の情事を目撃してしまう。舞への思いが強まる勤に酔った舞が誘惑する。夢のような一夜を過ごした勤に舞は、あくまでも一夜の情事として接してくるのであった。舞のことが忘れられない勤は舞への思いをぶつけていくのであった。